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【十六夜家】
「ねぇ、お母さん。」
「ん、なに?」
「私、魔法学校に通いたい!
それで私は立派な魔法使いになる!」
由紀がそう言うと母親はこう言った。
「そうね…
由紀もそろそろ魔法学校に行く時期が
来たんだね。
…魔法学校かぁ~…懐かしいなぁ。」
「えっ?お母さん、
まさか魔法学校に通っていたの?」
「そうよ。いい、見てて。」
母親は魔法の杖を取り出して呪文を唱えた。
「キュア・アップ・ラパパ!
花よ咲きなさい!」
何と母親が魔法の呪文を唱えた後、
きれいなカラフルフラワーになった。
それを見ていた由紀は拍手をした。
「お母さんすごい!」
「ありがとう、由紀!
魔法学校に通ってもいいよ。」
そして母親が言うと由紀は嬉しくて跳び跳ねた。
「やったあー!」
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