第1話 私は魔法使いだ。

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【十六夜家】 「ねぇ、お母さん。」 「ん、なに?」   「私、魔法学校に通いたい! それで私は立派な魔法使いになる!」 由紀がそう言うと母親はこう言った。 「そうね…  由紀もそろそろ魔法学校に行く時期が 来たんだね。 …魔法学校かぁ~…懐かしいなぁ。」 「えっ?お母さん、 まさか魔法学校に通っていたの?」 「そうよ。いい、見てて。」 母親は魔法の杖を取り出して呪文を唱えた。 「キュア・アップ・ラパパ! 花よ咲きなさい!」 何と母親が魔法の呪文を唱えた後、 きれいなカラフルフラワーになった。 それを見ていた由紀は拍手をした。 「お母さんすごい!」 「ありがとう、由紀! 魔法学校に通ってもいいよ。」 そして母親が言うと由紀は嬉しくて跳び跳ねた。 「やったあー!」
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