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――もう……離れたくない――――!
貪り合うような口づけ。
雨の音に、水音が溶け合う。
時折激しくなる雨脚。
サー――ッという雨の音が辺りの音全てを包み込んでいく。
引いては押し寄せる快楽は、初めての感覚。
――もっと欲しい……
そう思える情事を……初めて知った――……。
「ん……ぁ……龍吾……龍吾……」
自然と口から漏れる快楽の吐息と嬌声。
「凛花……必ず……必ず……助けてやる……だから……」
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