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――凛花……助けてやるって……約束したのに――……!!
意識が遠のき始めた時だった。
バアン!という破壊音と共にドアが蹴破られた。
そこには――
右手に持った木刀の刀身を肩に掛け、左手にはスーツ姿の男を引きずった剣崎が立っていた。
「よぉ、田崎のオッサン。
どうでもいいけど、オッサンとこのガードマン?コイツら弱すぎ。
俺ならこんなの雇わないね。
廊下と階段とこにも3、4人伸びてるから早く何とかしてやんねーと死んじまうかも」
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