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五章:ヴァンパイア王子の殺人Ⅰ
「だって、お前が死ねばお前の葬式とかの時にお前の彼氏だったって言ってお前の事をめっちゃ言えば良いだけじゃねーか。それに、血を吸われて死ぬのってめっちゃ良い死に方なんだぞ?だって普通に死んだらお前の身体を動物とかに食い唾まれて痛々しい姿でそこに残る事になるんだ。だったら血を全部吸われてあとは解剖とかされて他人の為になった方が良い死に方だろ?」
「それはそうだけどっ…!そしたら契約はどうなるの?私が死ねば契約解消とかなの?だったらキャンセルしてよ!」
「嫌だね。お前の血は旨いから。」
「何よそれ!只のヴァンパイア王子の自己満足じゃない!」
「抵抗するなら今すぐ血を全部吸う。」
「グゥッ…!」
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