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母「ハッキリしたらどうなの貴方。き
ッちり責任は取ってもらいますよ。」
父「カリカリするなよ僕が何を。」
母「クルシイ言い訳はやめてください。」
母「私、知ってますよ。最近帰ってきた時、香水の匂いが服についてるの」
父「それは、隣の席の人が女性なんだよ」
母「まだ、ありますよ。決定的な証拠が貴方最近クレジットカードで買い物をしましたよね?何買ったんですか。」
父「ゴルフクラブだよ……」
母「嘘おっしゃい。クレジットカードは何を買ったか見れるのよ。貴方女物のバッグにドレスを買ってるじゃない。」
父「それは……。」
母「貴方の悪事はもう発覚済みよ。」
父「わかった……」
ガチャ
息子「お父さん?今日僕と同じクラスの川谷君が水曜日にお父さんが公園のブランコで朝から遊んでたって言ってるんだけど。本当?」
母「貴方……。(この人、会社を辞めるほど浮気相手にのめり込んでたのね。この人とはもう終わりね。)」
父「こんな所で発覚してしまうとわな……
もう白状する覚悟は出来たよ。お前達には死ぬまで秘密でいたかったが、実は俺はこの前の月曜日会社をリストラされた。」
母「あまりのショックで手を出してしまったって訳ね。」
父「ああ、職を一生懸命探したが無理だった。落ち込んでる僕にあの人は声をかけてくれたんだ、綺麗なドレスに身を包んで、一目見た時は女神かと思ったよ。そして、僕にこう言ってくれたんだ「アナタ、私のタイプだわ、話したいことがあったらお店でどう?」ってな、だから話した。すると「私についてこない」って言ってくれたんだ。だから僕は…」
母「(お店の女だったのね、人の旦那食い物にするなんて)」
父「だから僕は……オカマバーに就職することにしたんだよ。」
母「……えっ。」
息子「僕は知ってたよお父さんが女の人の格好してる事、お母さん知らなかったの?
貴方の悪事は発覚してるって言ってたのに
お母さんそれは発覚違いだよ。」
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