僕の家出日記
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ご飯は僕が家出をする前から変わらず、 僕のお気に入りの犬猫兼用ささみ味。 僕がまだこの家に暮らしていた頃の懐かしい記憶が、 急に思い出された。 僕が庭にいる事に気付いた兄弟達が、 中から顔を出して出迎えてくれた。 だけど、僕はまだ彼らを許してはいない。 いや、本当は自分だけが仲間外れな事が悲しくて、 その事に自分だけが気付いていなかった事が悔しくて、 ただ寂しかっただけなのだ。
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