僕の家出日記
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家出をして数ヶ月が経った頃、 どこか侘しく街を彩っていた落ち葉もすっかり消え、 冬が近づいて来ていた。 僕は相変わらず屋根の上で夜を明かしていたが、 元々寒がりな僕には辛い季節だ。 かつて一緒に寝ていた兄弟達の体温が恋しい。 でも、僕はまだ帰れない。 隠し事をしていたお母さんを、おばあちゃんを、兄弟達を 許した訳じゃない。
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