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一人称とは
一人称、たくさんの種類がありますよね。
例を挙げると、
私、俺、僕、等。
私は男ですが、文章中では大抵「私」を使用します。
日常生活では「僕」です。
「僕」から「俺」に転身する人もよくいますね。
私は転身できなかったよくある例ですね。
一人称によって人としてのイメージや実際の性格も大きく左右される気がします。
「俺」だとやんちゃ、「僕」だと真面目というふうに簡単に割りきれるものではないのですが、どうも何かが違うように感じます。
文章で「私」を用いる理由は、三島由紀夫の影響です。こう書くと私が右翼のように感じられますが、特に思想の強い偏りはありません。少なくともじぶんではそう思っています。
三島由紀夫氏が「文章読本」中で、公的な場では「私」を使う、といったようなことを書いていらっしゃったように記憶しています。
実際に「私」を使うと、いつもと違う視点から客観的に自分を見つめられる気がします。
一人称の奥深い世界については、またじっくり考察したいです。
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