推理小説の極地

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推理小説の極地

推理小説の極致といえば不可能犯罪ですよね。誰にも殺すことのできない人物の死。 しかし、その試みはいままでに数多くなされ、新しいトリックを生み出すことは非常に難しい、といった状況です。 しかし、私が思うに不可能犯罪は推理小説の極地です。つまり、不可能犯罪が北極点とすれば、その反対に位置するのが、超可能犯罪です。 ここで具体例をあげましょう。 誰からも恨まれる人物、未だ罰を受けていない犯罪者が被害者です。 某急行みたいですね。 ホテルの10階には、彼と12人の滞在者。全員が一人部屋です。みな読書をしていた等主張しますが、証明することはできません。 被害者は睡眠薬で眠っており、部屋の鍵は空いています。そして、誰でも首を絞め、殺害することができます。証拠はこれといったものはありません。 どうでしょうか。どなたか書いてくれませんかね。いつかかいてみようかな。
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