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「て………輝也さん、僕と…こうなるの…後悔……してないですか」
ジッパーの間から手を差し入れられ、己の雄が輝也に捕らえられそうになり、翔は慌てて彼に問う。
「……後悔?ああ………今凄くしてるな」
意気地がなくて、“アンタを好きだ“って早く言えなかった。強引だって言われてもいいから、もっと早くアンタを抱きたかったって…。
輝也の優しくて低い声が耳元でそう囁く。
「で………でも、僕は……お……男です!たしかになよっとしてて頼りない身体ですが、固いし……胸とかもない。それに、セックスだって…したこと…ないし…えっと…」
消え入りそうになる声で真摯に訴えた翔の言葉を輝也は指で遮った。
「……初めてをオレにくれるなんて、オレはますますアンタと離れるもんかって思うけどね」
女だろうが、男だろうが、関係ない。オレは翔だから愛しくてたまらないだけ。
「…………あっ」
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