第4章 前進

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第4章 前進

生きていると怖いことばかりだ 彼がその手を差し伸べてくれた時に 素直になれなかったのは ただ、怖かったんだ また、同じことが起こるんじゃないか また、辛い想いをするんじゃないか また、全てを失うんじゃないか 臆病な私はここに留まることで 自分を守ったの でも本当はね、 彼と居たかったんだと思う 私に前に進む勇気があったらな 後悔しても もう遅いけど
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