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「んー…ここで言っちゃったほうが良いと思うよ?」
静斗や他の警官には聞かれぬよう、耳元で囁く
「ッ…!違う、私は……私、は……
あ、ぁ……うぅっ、うあぁぁ……」
女性は成人しているとは思えないほど大きな泣き声をあげながら涙を溢す
「おっ、おい、大丈夫かよ!?この人…」
青年は静斗を無視して女性を抱擁する
そして、まるで赤子に語りかける母のように…
__罪人を諌める神のように……
「_言ってごらん
大丈夫、ここにいる誰もがキミを責めたりなんてしないから……」
優しく、甘く語りかけた
彼女は呼吸を整え、、
彼に縋りつくように_
事の発端を話し始める……
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