理由がありませんっ!

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  「あの、一緒に操舵室行ってもいいですか?  ちょっと興味があるので」  そう深月に訊かれた陽太は、 「……いいぞ」 と素っ気なくいいながら、振り向かずに歩き出す。  深月、お前が興味あるのは、俺か?  それとも、操舵室か?  十中八九、操舵室だろうな、と思いながらも、少しの期待を持って、陽太は操舵室へと向かった。
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