朝飯前
1/1
読書設定
目次
前へ
/
759ページ
次へ
朝飯前
満員電車。 手が伸び、女性のお尻を狙う。 その手は卑猥に蠢く。 女性は耐えかね、尻を触るその手を後ろ手に掴んだ。 「この人、痴漢です!」 掴んだ手を掲げようとした。 「えっ?」 掴んでいたのは、もう片方の自分の手。 ひとりの男が颯爽とホームから姿を消す。 男の職業はマジシャン。 これくらいは朝飯前。
/
759ページ
最初のコメントを投稿しよう!
306人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
26,976(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!