逆・天使と悪魔

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逆・天使と悪魔

「火を放っちまおうぜ!」 「ダメです。そんなことをしてはなりません」 「黙れ! 口出しするな!」 制止する天使をよそに、悪魔は火を放った。 あたり一面が火の海と化す。 タカシは眠気を追い払い、再びペンを動かした。 「いいぞ、やる気が出てきたね! 心に火でもついたのかい?」 隣で家庭教師が感心した。
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