大好きっていってほしいの８

あたしが見たものは

　支離滅裂だった。でも、ずっと苦しかった胸の中。それを吐き出した。
遼ちゃんに、ぶつけた。

　あたしはずっと怖かったの。

　遼ちゃんに想いをぶつけたら、もう〝なかよし〟してもらえなくなるかも、って。でも、もう我慢できなかった。

　遼ちゃんに、誰も触れて欲しくないの――――！