用語解説 ー兵器編ー

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『スパロウ』 突如として日本上空に現れた飛行生命体。外見が大戦時のレシプロ機に酷似した姿を持ち、その外見に反して、機動性能は現代のジェット機を持ってしても追随できない程に高く、また装甲板も通常の弾丸や対艦ミサイルでも貫けない特殊な素材で出来ている。基本的に集団で飛来し、通常の戦闘機型と大型の爆撃機型が存在する。 『アッシュ』 スパロウに対抗すべく開発された特殊戦闘機の総称。アッシュとはASS(Anti spallow sistem)の略 で、スパロウの装甲板を貫ける特殊な信管を搭載した弾丸を装填した戦闘機のことをアッシュと呼ぶ。後述する信管の性質上、ジェット機に搭載することが不可能だった為、又、開発に掛かるコストを削減する意味合いも含めて大戦期のレシプロ戦闘機の設計がそのまま流用されている。 『AS信管』 アッシュに搭載する弾丸内の特殊な信管。従来貫けなかった筈のスパロウの装甲を、信管内から発される強烈な音波によって震動させ、装甲の強度を落とす事で貫くことが可能になった。しかし、信管からは発射前であっても微弱な音波が放たれており、その音波がジェット機の噴流を狂わせたり、機体内部の電子機器に悪影響を及ぼす事から、比較的電子機器の搭載量の少ないレシプロ機にしか搭載できないという欠点がある。
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