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『魚屋のオッサン、いつも昼は肉』(花餡子さん・作)
公開2016/7/20
~花餡子さんのお知り合いの魚屋さんのお話です。~
今回は、花餡子さんからお話をご提供して頂いたのと同時に、何と!
一句もお詠み頂きました!
その句があまりにも素晴らしいので、そちらの一句の方をメインでご掲載させて頂きました。
花餡子さん!
いつも、ありがとうございます!!
と、言う訳で…今回のお話は…。
↓↓
『私(花餡子さん)が知っている魚屋のオッサンは…
実は、前職は新宿二丁目でオカマをしていたせいか、今は46歳ですが、
手の動きがやっぱりおかしくて、最初、その魚屋さんに買いに行った時…
私「えーっ?!ば、場所を間違えたかな?」
と、思ってしまった。
その魚屋のオッサンさんは、髪の毛は薄くて、でもヅラはしてなくて少し有る毛にリボンをしてるのよ。
体重が100㎏位、身長が165㎝位でさ。
体格に圧倒され、
私は初めて買いに行った時に笑いたいのを我慢したんだ(笑)
でさ。
三回位、買いに行ったら馴染みになり、二丁目から転職した、いきさつを話してくれたの。
オッサン「自分は二丁目では、あまり人気が無かったけど、お客の魚屋さんに興味が湧いてさ。
それで二丁目を辞めて、魚屋を始めたの。
魚は好きじゃないけど…あれ生臭いでしょ。
でも二丁目じゃ私の顔、売れないのよ…」
魚をさばく時には必ず魚に向かって拝むんだって。
オッサン「ごめんなさい。痛い?」
それから食事は、朝はパンを食べながら仕入れして、昼は近くの肉屋さんのトンカツを食べたり…。
オッサン「絶対に魚は食べたくない。
不味いし臭いし…でも売ってるのよ。
また買いにいらしてね」
と、手つきが『二丁目らしくて』笑いながら魚を買っていた私です。
あの魚屋さんは今は魚屋を辞めて肉屋に転職したようです(笑)
何か、落ち着かない二丁目さん。
今は、あまり会わないけど…
魚屋さんが肉しか食べないなんてね(笑)』
なるほどぉ。
何とも憎めない…むしろ、好感が持てる魚屋さんじゃないですか(笑)
さて。
今回は、この一句にクリエーター河内はろんさんからコメントを頂きましたので、合わせてご紹介させて頂きます。
↓↓
『出身が2丁目だけに、その後の人生も2丁の包丁を操る!んですネェ。
これで、バイの人だったら極めてるなぁ。
と下衆なことを思った私でした。
お後がよろしいようでww』
面白いです(笑)
河内はろんさん!
ありがとうございます!!
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