25人が本棚に入れています
本棚に追加
/230ページ
「ヨウ、なんか上手く行き過ぎているよなあ?」
「そうですね、しかし「この世界」も「俺たちがいた世界」も、金、金なんだよなぁ~ですね?」
ヨウの話し方は、いっこうに改善されず聞きづらい言語だった。
「あの政治家かも、キョウコから聞いたんだが、あれだけ、国民に信頼され知名度があるのに…」
「キョウコとあんなスケベな事をしながら、国民は自分の金、収穫の道具だ!」
「なんて言ってるだってよ…」
「なあ、ヨウ…出来るかな?」
「…「俺たちがいた世界」の様に…」
「ロイ!貴方ならできますよ(笑)」
「なんて、しなきゃあ!」
「おもしろく、ないじゃん!」
「でも、ヨウ、俺ら「この世界」では自らの手を下し、人を殺していて…」
「上手く行くかなぁ?」
「まあ、「俺たちがいた世界」でやって来た事を違った形でやりましょうよ…」
「ロイ!」
「食糧危機は絶対「この世界」はあり得ない!」
「なんか不可思議なこと?「俺たちがいた世界」の様に空が「歪み」…」
「そこから「ウィルス」が…なんて」
「国民をパニックに陥れる要因があれば…いいんだがね?」
「ロイ!なんか最高に楽しくなってきたぜ!」
「国民「この世界」のやつらを支配するってよ!」
ロイ達が、この短い時間でここまで考えてきたとは、俺、レオは考えてもいなかった。
「そうだな!まずは、ドスケべ政治家達にハニートラップを仕掛け…」
「脅し政財界の裏を支配するって!」
「良くないかなあ?」
「ヨウ!」
「いいすね!ロイ!」
「やりましょうよ!」
「ヨウ!最高だな「この世界」は…」
「カッカッカッ・・・ハッハッハッ」
「笑わずにはいられ無いぜ!」
「この世界」も「ちがう世界」と同じ様になってしまうのかと…
俺、レオは気付かずにいたが…
最初のコメントを投稿しよう!