第一章「この世界」に戻って…

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「そうか!わかったぞ!」 俺はレオを探し出す手段を考えついた? 「そうだよ!・・・何処にいるか?」 俺は、イメージと直感を磨ぎすまし、テレパシーとして、レオの声を頭の中で聴けるように心がけていた! そして、何日、経っただろうか? レオの声が、聴けるようになった! 「涼!今、レオは、大きな、大きな、水甕の側にいるよ?」 「レオが居た世界では、このような水甕なんて、まったく観たこと無いんだよ?」 「でもね、涼、なあんかこの水甕、を観てると、落ち着いてすごい気持ちがいいんだよ!」 「そしてね、涼、その水甕に大きなな家が載っているんだよ!」 俺はそれを聴いて・・・ 「そうか、海の側で舟があるんだな・・・ひょつとすると・・・」 「山下公園ではないか・・・?」 俺は、独り言的に、レオの居場所を予想していた… ここ一カ月に… 約一回のペースで不可解な殺人事件が発生している。 やはり「ちがう世界」から来たロイの仕業なのか…? もし、やつがロイだったら何の目的で…? 俺が発した言葉… 「なんとか、俺がいた世界に引き出してお前を裁く!」 だけから・・・ 俺はまたしても、同じことを考え 独り言を言っていた! 「ちがう世界」での発言は、なりを潜め、かなり弱気になっていた。 ロイのことも重要だが、まず、レオを探し出さねば・・・ ロイの事も解るはずだ・・・・ このごろ、レオとテレパシーで交信が出来るようになり「ちがう世界」の事が、徐々に記憶が蘇って来て・・・・ 俺はロイの途轍もない行動・・ やって来た事が、解るようになった。 その事から・・・ 俺の中の恐怖が日に日に増している。 日々怯えていた。 情け無さを払しょくしたかった・・・のだ! 俺は、会社に休暇を出し、レオ探しを実行することにした!
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