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隠居が通る2
いい匂いがして来たのでお絹が焼けましたよと渡すので一口食べて、これは美味いと言うと、竹筒に入った酒を出すので飲んだのです、これは楽しいと言うと、2人が喜んでいたのです、
それでは昼にしましょうと、にぎり飯を出すので食べると、空気もいいしなんともいえないなあと言うと、田舎とゆえ飽きはきませぬといって握り飯とイワナを食べたのです、そこに、
森林方の役人が来て、
これは大殿様にお方様、森林方の村井と時任に御座います、お見回りご苦労様で御座いますと言うとので、いつもご苦労じあなあ、そなた達も食べろと言うと、みなが2人に渡したの、
です、そこの岩に腰掛けて食べるのじあと言うと、頂きますると食べて美味しゅうござりますると言ったのです、飫肥スギは大阪、江戸でも評判のようじあ、藩財政の基盤にもなって、
おるというと、
林業に携わる民も豊かに暮らしおり、領民はことごとく殿に感謝しておりますると言うと、そなた達の苦労のおかげじあ、山歩きは大変だろう無理はしてはならんぞと言うと、お気使い、
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