それは恋に似ている2

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ゆっくり飲んで、ため息をつく。 ・・・落ち着いた。 2杯目は茶葉の味をしっかり味わえるように熱湯で入れる。 1杯目で茶葉が開いているので茶葉本来の味と色がしっかりと出る。 鮮やかな緑色の緑茶の入ったマグカップを手に、そっとまた自室に戻った。 机の上にはあの本だ。 パラパラとめくってみた。 第一章だけ読んだ本。 本当は読み終わるつもりだったんだけど。 マグカップの中の緑茶を飲む。 うん、ちょっと渋みが出ていい感じ。 ・・・。 ・・・・・・。 ・・・・・・・・・寝よう。 考えていても仕方ない。 緑茶を飲み干してからベッドの中に入る。 まぶたを閉じれば、ほら、さっき読んだ第一章の名場面集。 勝手に脳内アンコール再生。 既刊の挿絵の人だったらこんなふうに描くかなぁ・・・なんて想像を勝手に膨らませる。 あれ、やばい。 眠れない。 夜中の1時に緑茶なんて飲むもんじゃないな・・・。 寝返りを打ちながらそう思った。
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