その君～ライバルは家庭教師？ドキドキお泊り編～

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「してるけど」

「あーそう。今から、そっち行ってもいい？」

「うーん。眠い」と、言いつつ、今日の宿題まできっちり渡されて、今それを頭を悩ませながらやっていたところ。眠いのは、本当だけど。

「なんだよ。それ」

つまらなそうに言うから、あ、颯太が怒っているのかなと思った。

「家来てもいいよ？」

目の前にあるノートを机の引き出しの中に閉まった。