一
12/12
読書設定
目次
前へ
/
33ページ
次へ
「かわいい仔猫だね、ミケ子さん」 そう言って、頬から喉の辺りを優しくさすると、ゴロゴロとくぐもった音が聞こえてきた。ミケ子さんなりの「ありがとう」だと思った。 立ち尽くす私と、仔猫の世話をするミケ子さん。優しさや愛情だけで占められているやわらかい時間が流れていた。とても心地良かった。仔猫がピーと鳴く声ではっと我に返った。 それから、慌てて両親を起こしに行った。
/
33ページ
最初のコメントを投稿しよう!
16人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3,150(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!