前世

夜の中に千手観音が立っていた。それも一体ではなく、数百、数千もの数だ。

倶舎那

1分 (590文字)
河原に立つ数千の千手観音。美しくも不気味な幻想譚。

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あらすじ

私は河原で数千の千手観音を見ていた。なぜ、そんなところでそんなものを見ていたのか。前後の記憶はまっ黒に塗りつぶされていて、それを思うことさえ拒絶されているのだった・・・

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