第一話 夜中のコールに御用心

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えっちという彼女の口から出た単語に 途端に股間が反応した 「正直な話・・・・ ここ最近よく眠れなかったんだ・・・・ でも君と・・・・         」 「君と? 」 彼女が緊張して言葉を待っている 「・・・電話で愛を交わしたあと・・・ ぐっすり眠れたし・・・・ 起きてからも一日中考えていた・・・ 君の脚の付け根のハートマークを・・・」 「まぁ・・・・・ それほんと?    」 嬉しそうに彼女の声が弾んだ ジュンもにっこりほほ笑んだ 「ほんとにほんと! 君は・・・・・その・・・・ とても素敵だったよ・・・・・」 自分の言葉に照れて体が熱くなった 彼女はほっとしたため息をついた 期待に胸がふくらむ   受話器の向こうで恥ずかしそうに 彼女が答える     
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