第一話 夜中のコールに御用心

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「・・・眠くなった? 」 彼女が優しく聞く 「うん・・・君のおかげで安眠できる 」 「ふふふっおやすみなさい・・ 」 「もうちょっと話したい・・・・」 「ダ~メ・・・ あなたを寝かしてあげないと 」 「寂しいよ・・・ユリア・・・ となりで一緒に寝て      」 「まぁ・・甘えん坊さんね 今夜は私の夢を見てね      」 「夢でもう一度君を抱いてもいい?  」 「何度でも・・・・私はあなたのものよ」 「好きだよ・・・ユリア・・・」 「私もよ・・・・早く風邪なおしてね」 何を言ってるんだ? 理性が抗議の声を上げていたが 彼女の声を聴いているとどうにもこうにも 欲望が突き上げてくる 「週末の結婚式の二次会に出られないこと 私の方からみゆきに言っておくからね 」 「え?」 なんのことだ? ジュンは不意に現実に立ち戻った
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