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「あの時のジジイじゃねぇーかwwww」
そう、ミコル大討伐の時に色々やらかしてくれていたジジイだった。
なんか、魔王サマ言ってたもんなwww
拷問がどうのこうのとwwww
コレはアレかwwww俺に拷問を手伝えと?wwwww
「あれ、知ってるの?」
「コイツのせいで大怪我したわwwwww」
「へーそうなんだ。なんか怪しい奴だし、ゲロらせ甲斐があるなぁ…と思ったんだけど、口が堅くてねぇ」
こんなに周辺が真っ赤になるほどやってゲロんないってwwww
マジかwww
「自分の体に何かしてるんだろうな~。傷をつけてもすぐ治る。魔族の回復力にしても速すぎるくらいに。まるでスライムかトカゲの尾みたいだよ」
そう言ってソルージェは、床の一か所に山積みにされているものに目を向ける。
「もういっその事、回復する端から燃やし続ければいいかな、って思ったんだよ!」
「大佐理論ですねwww」
「…?大佐?」
「何でもないwwww」
雨の日は無能な大佐殿が、再生するなら死ぬまで燃やす、みたいなこと言ってたからさwwwwwww
まさか、俺がソレをするとは思はなかったwwwwwww
あんなの普通に生活してたら言わないからねwwwwwwww
実践もしないからwwww
「それじゃ始めようか!どれだけ燃やし続けたら回復の限界が来るのかな!?」
あのさwwwなんでお前はそんなに、ウキウキしてんだよwwwww
コイツwwww拷問担当(?)だけあって、ヤベェ奴だwwww
今から拷問するってのに、そんなwktk顔はおかしいからwwwwww
こいつサイコかwwwサイコなのかwwwwwww
「さぁ、怪しい怪しいおじいちゃん……続きを再開しようかぁ」
お前のその笑顔の方が妖しいよwwwww
そのジジイもだいぶヤベェ笑顔するけど、お前の笑顔もヤベェよwwww
恍惚とした表情ってこういうのを言うんだろうねwwww
お前が真のサイコだよwwwwww
なんて思っても言えず俺は、ソルージェのご希望通りに炎を出せるように魔力の調節を始めた。
「ヴェディ!まずは低温から徐々に温度を上げていくよ!!そうだなぁ………決めた!右腕からで!」
「部位破壊をご所望かwwwwwwwまぁいいけどwww」
俺は希望を出された通り低温(七十度くらい?)の炎をジジイの右腕に叩きつけた。
こんな行動に、すっかり俺は異世界に骨の髄から染まり切ったなぁ…とも思ったが今更過ぎる感想だ。
ソルージェの温度上昇の指示と、それに伴い気温の上がる地下牢。
肉の焦げる匂いと、血の蒸発する匂いが少しづつ強くなっていく。
そんなこんなで俺とソルージェの共同作業(笑)が始まった。
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