五日間の後

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俺は取り敢えず説得を試すことにした。 門番はブチギレ状態で、雷を槍に纏わせて突きを連撃。 躱すのが大変なんだけどwww 「もちつけ!!俺を殺して魔王様に何か言われても知らn――」 「人間風情が口にするなと言っただろぉぉぉぉぉ!!!!!」 「うえwwww放電はなしだろwwww」 やっぱり無理なようで、槍に纏っていた雷を穂先に集中させて放ってくる。 人間のままの体だとあの雷喰らったら最低一週間は寝込みそうwww それは勘弁してくださいwww 「ストップだジム!!止まってくれ!!」 「変な名前を付けるなぁぁぁ!!!」 「変とは失敬な!www………忠告はしたかんな」 俺は次の瞬間には放ってきた雷撃を交わして正面に素早く走り込む。 俺の素早さに驚いて門番の動きが数瞬固まる。 その隙だけで十分だった。 姿勢を一気に落として左手を地面について、その左腕を軸に体を回して相手の足を払う。 もろに両足を払われた門番は無様に転倒。 俺はその間に立ち上がり離れて門番の周りに火を振り撒く。 これで火に囚われた門番の完成だ。 さしずめ…『炎の牢獄』って感じ?www 「貴様!何をする!!」 「えーだってぇ~門番さんが通してくれないんだもん」 「ふざけるな!――アツっ」 「俺は魔王様に呼ばれてきたんだぜ?wwwちゃんと通してもらわなきゃwww」 「人間如きを魔王様がお呼びになるなど――……」 「人間だから。俺を通さないのか?」
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