井上勇樹の想像記 2

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井上勇樹の想像記 2

どうもー! 毎度おなじみ井上勇樹でーす! 毎度のことながら、先生の怒りをかって廊下に立たされてまーす!(シクシク) さて、前回では先生にしかられゲーム・オーバー……しかしそれで懲りるぼくではない! 今回こそ成功してみせる! というわけで、さっそく妄想開始! 今回のテーマは……そうだな、新しいこい! 魚の鯉ではなく、恋だ。 相手はもちろんジャカジャカジャカ……ジャーン! ぼくがひそかに憧れている、Aちゃん! 彼女で決まりだ! さて、場面は学校。 一時間目は算数。 Aちゃんは算数の問題をすらすら解いているぼくに、憧れのまなざしをむけてくる。 (現実?きかないでよ、そんなの。ぼくの算数の成績は平均レベルでAちゃんの視線はクラスメートのBくんにむきっぱなしなんて、言えるわけないじゃないか。) で、二時間目は国語。 Aちゃんは一度もつっかえず音読するぼくを、顔を真っ赤にしてみつめている。 (現実?きかないでよ、そんなの。ぼくの国語の成績は平均レベルのうえに音読はつかえまくりでAちゃんの視線はBくんにむきっぱなしなんて、口が裂けてもいえないよ。)     
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