ずーっと昔の話

高校進学

　高校進学、進路選択を今でもやり直したいと思う。中学を卒業し、私は高校へ進学した。どこに進んだらいいのか、正直わからなかった。ちゃんと考えもしなかったし、 「とりあえず進学」すれば、どこも同じだと思っていた。

　今思うとそれがいけなかったのだと感じる。私は生徒会をやっていて、一応真面目だったおかげ？で推薦(しかも面接のみ)で第一希望の高校を合格した。長女ということもあり、「とりあえず推薦で入りなよ。」という母の言葉を鵜呑みにして、見学もろくにしていない高校に入学した。ほんとは「ちょっといいな」と思っていた高校はあったけれど、友達も行くからとか、雰囲気が何となくいいとかの理由で、その高校に入りたいと親に言うことができなかった。

　私が入った高校は、地元では有名な高校だった。でも私は入学前から実は、学力に対して不安を抱いていた。
高校入試の模試では、B判定すらとったことがなく、面接だけで受かったものの、明らかに実力が足りないという劣等感を抱えていた。

高校受験後、周りは第1志望に受かったのなんだので話が盛り上がる中、私が友達に相談していたのは、「勉強についていけるか不安。」だということばかりだったことを、今でも鮮明に覚えている。