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「私に何か…」
「あんたに興味がある…俺と付き合わんか?別にずっととはゆわん」
「えらく、唐突なことを…愛人になれとゆうことですか…」
「愛人なぁ…俺は結婚しとらんから、別に恋人でええけど?」
「何を阿呆な…」
「本気やねんけどな、あんたに興味がある」
咲季の顎を掴んで、こちらに向ける。
すかさず手を外され
「冗談はそれぐらいにしといてください。名前知ってるんやったら、歳も調べてるでしょう…
こんな女に時間取るやなんて…
あなたの周りにはあなたに相応しいお嬢さんがようさんおられるでしょう。そこで楽しい時間を過ごされたらどうですか」
「つれないなぁ、無理やりでも俺はええんやで」
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