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「ご馳走さまでした」カウンターのバーテンダーには律儀に声を掛けんのに、俺は完全無視や! 「ちょっと待てや!なぁ、他の店で飲み直さんか?いい店知ってるし!」 大体の女はこれでついて来るはずや… 「お断りします」 その言葉を返して、ドアを開けて出て行った。 何なんやあの女? 「深見、あの女、探れや…」 「鷹椿さん…?分かりました」 深見が出て行ったのを見ながら、考える… なんでや…なんでこんなに気になるんや? まぁ、今日は許したる…今度会ったら…
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