0人が本棚に入れています
本棚に追加
ゾンビが出た!
大田原大輔は『ゾンビ伝』をやったがゾンビがなかなか死ななかった。ゾンビを倒した。
大村裕子って高校時代の友達が彼女になった。
久喜駅近くにあるシダックスでいろんな歌を歌った。ミスチルとか福山雅治とか。
夜、家に戻ってきてゲームを再びやった。高杉健一を操っていたがカラスに殺されてしまった。
メールが来た。裕子からだった。『別れよう』ひどい仕打ちだ。
マシンガンを拾ってカラスを倒した。
裕子から再びメールが来た。『さっきのはゴメン、ちょっといろいろあってイライラしていた』
よかった!
大輔は気づいた。このゲームは高杉が死ぬと不運なことが起き、敵キャラが死ぬといいことが起きるんだ。
エレベーターに乗り込んだ。A・V・E・C・J・R、6個アルファベットが並んでいる。どれかを押すと次に進むらしい。
Aを押した。ゾンビが次々に現れて高杉は食い殺された。
急激に体がだるくなってきた。熱が38℃もある。病院に行って先生に診てもらったが、全然よくならない。
大輔は薬を飲んでフラフラになりながらゲームをやった。
ヒントが現れた。『15・18』
大輔はRを押した。R指定か、見てみたいな?『バトルロワイヤル』とかどんな感じなんだろう?エレベーターが動き出した。扉が開いた。侍が歩いている。おかしな時代に来てしまったようだ。
鎧兜を来たゾンビが刀で襲いかかって来た。
高杉はすぐ近くにあった槍を手にしてゾンビを斬り殺した。
熱がみるみるうちに下がっていった。
「寝なくて平気なの?」
母親が心配してくれた。
「もう、大丈夫」
『セーブしますか?』とコマンドが出た。Aはい・Bいいえ……Aを押した。
大輔は知らなかった。Bを選んで進み、敵を倒すと現実世界でも魔術を使えるようになるってことに。
高杉は荒野にやって来た。馬に跨ったゾンビが襲いかかって来た。弓矢で攻撃してくる。ブシュッ!ブシュッ!
高杉は弓矢に刺されて死んだ。
『ゲームオーバー』
今日はこの辺にしておこう。
具合もよくなったし?散歩にでも行こうかな?
家を出ると大輔はトラックに轢き殺された。
最初のコメントを投稿しよう!