5月08日/初デート

15/18
323人が本棚に入れています
本棚に追加
/251ページ
1ec9b7e4-62bb-4673-96cf-bfe14c573283 ヨーロッパの街並みの石畳を歩く二人の足音と       遠くで聞こえる船の汽笛。 そして春の夜の海風。 (ほの)かに闇の中に浮かぶホテルと町の景色の中で 歩きながらまた二人はSEXをした。      二人だけにわかるSEX。 他の人には見えることのない…          PLATONICなSEX。    どこまでも続く二人の行為の中で 二人だけがわかる言葉で(ささや)き合う。         大好き…と。 ホテルの部屋に戻ったのは      もう午前2時近かった。      冷えた身体を温めようと         二人でシャワーを浴びる。 一枚ずつお互いが纏っていた布を剥いで行き       生まれたままの姿になると、         シャワーの湯けむりの中で        ふたり抱き合った。 そして次のステップのキス。 一つずつパズルのピースを埋めていく。      こんなSEXがあることなんて         知らなかった。      これまでのSEXは全然別物。        ただアイツの欲望を     ぶちまけられるだけの自慰行為に     わたしがひきずりこまれただけの     単なる獣の行為にすぎなかった。
/251ページ

最初のコメントを投稿しよう!