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めぇ~~~~~~~~。
めぇ~~~~~~~~。
「『チョコ』ぉーーーー!!『チョコ』ぉーーー!!なんで来ないの・・・?!『チョコ』ぉーーーー!!
ねえ、『チョコ』ぉーーー!!なんで来ないの・・・?!」
美由は呼んでも呼んでも来ない、黒ヤギの『チョコ』に地団駄を踏んだ。
めぇ~~~~~~。
黒ヤギの『チョコ』は、美由の誘いをいず知らずに他の子供達の相手をしたり、寝そべって辺りを凝視してたりしていた。
「美由、早くしないと美由の食べたがってた牛の絞りたてソフトクリーム売り切れちゃうよ!!」
「いいもん!!私は『チョコ』と遊びたいもん!!」
美由は、もう涙目になっていた。
「ねぇーー『チョコ』ぉーーーー!!おいでよーーーーー!!ねぇーー『チョコ』ぉーーーー!!おいでよーーーーー!!ねぇーー『チョコ』ぉーーーー!!おいでよーーーーー!!ねぇーー『チョコ』ぉーーーー!!おいでよーーーーー!!」
美由は遂に泣き出してしまった。
「うわーーーーーん!!何で何で何で何で『チョコ』来ないのーーー!!
『チョコ』私の事嫌いなのーーー?!」
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