バレンタイン

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放課後。 「佐藤くん、こんな時に呼び出しちゃってごめんね。」 俺の好きな彼女は、俺に話しかけてくる。 「全然いいよ。俺暇だし。」 俺は格好づけて笑ってみた。 …カッコイイって思われたかな? そんな事を思ってると、彼女はかばんの中からあるものを取り出した。 「この前廊下に落ちてたの。 誰のか確かめるために中を覗いちゃって…ごめんね!」 彼女はそう言って、紙を渡してきた。
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