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皇帝がハティと帰った後、まだ鍋食って
外は寒ぃし、蝗探しに出る気になれず
召喚部屋で だらだらして、そのまま寝た。
今は寝起き。順番にシャワーの時間。
コーヒー飲んで、アコが買って来てくれたパン食って、昼からまた蝗だし。
寝る前... 深夜は、“また明日の夜に” って
シェムハザが帰ると
泰河と眼ぇ合わせて、またハティも喚んで
「べリアルに聞いたんだけどさぁ」って
アリエルやサリエルの話をした。
「あいつが、アリエルを?」
「我等の堕天後の話かもしれんが... 」
ハティもボティスも驚いてたってことは
サリエルがアリエルを想ってたのは
誰も知らなかったことなんだろうって思う。
最初は、眉をしかめていたジェイドや朋樹も
話が進むにつれ、切なそうな表情に変わる。
「ハティは、べリアルに聞いてなかったのか?」と、泰河が聞くと
「“話がある” とは言われていたが
地界へ戻っても、どちらかが忙しく
まだ話をする時間が取れていなかった」ようだ。
「まだ惑星の秘密開示と観測も途中だ」
「それぞれ、自軍のことや
他の悪魔等との付き合いもあるからな。
ハティやべリアルは、皇帝とそう変わらん」
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