♯1

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するとアスタロトと言われた男性は 「…そこのお嬢さん。我々に何か御用で?」 すると電柱に隠れていた先程の無礼な少女は驚いた表情で3人を見る。 「ぬわっ!何で…ハッ!と、盗さ」 「“盗撮”などはしていません。私は貴女の“気配”に気付いたまでですが?」 アスタロトは少女の無礼を簡単に跳ね返す。 アスタロトは翼と少女を何度も交互に見ると 「…どうやら、翼と何かあったようですね…。失礼だが、貴女も御同行をお願いしたい。」 少女は3人に近づく。 「行きましょう、ベルゼブブ様。」 ベル様こと、ベルゼブブは静かに頷いた。 そして4人は翼のマンションへと向かった。
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