第1話

登場人物

『黒井翼(くろいつばさ)』

→主人公。ベルゼブブによって転生した悪魔の少年。 下級悪魔。 17歳。
生まれつき三白眼で、それが原因で度々、いじめられていた。
師であり、恩人のベルゼブブに習い、死人達を『天国』行きのバス停まで送り届けることを日課にしている。
見た目とは裏腹に世話役な上、お人好しで真面目な性格。
主人公のはずなのに不憫…。

『天音白雪(あまねしらゆき)』

→自身を“人間”だと言うとんでも少女(？)。19歳。無礼で我が儘。空気を読まない上、わかりやすい嘘を吐く癖がある作品きってのトラブルメーカー。 ヒドイン。 自分のせいで怒らせているのだが、ミカエルが苦手。

『ベルゼブブ』

→翼を転生悪魔にした張本人で上級悪魔の少女。通称『ベル様』。18歳。
翼に死人達を『天国』行きのバス停へ送り届けるように教えた。
ミカエルのことが好きなのだが、素直になれない。 ツンデレ。 ミカエルとは幼馴染み。

『ミカエル』

→大天使の美少年。通称『ミカ様』。18歳。
白雪が苦手な相手で白雪のことを少なからず知る人物。
ベル様のことが好き。ただし、ドのつくサディスト。ドS。限りなくドS。 腹ぐ…ゲフンゲフン ベルゼブブとは幼馴染み。

『アスタロト』

→ベル様の執事で翼と同じベルゼブブの眷属の男性。中級悪魔。26歳。
翼に対して小言が多いが、本当は翼のことを心配している。
白雪の正体を薄々気付いている。

『ジゼル』

→堕天使の青年。超がつくほどのナルシスト。すごく短気。20歳。
白雪を振り落とし、泥鉄砲で死人達を汚し、標識や点線ブロック等を変える悪戯をした犯人。
ベル様に好意(？)を抱いている様だが…。
過去の因縁からミカエルが苦手。

『アキラ』

→白雪を心配そうに見守る天使の少女。 白雪のことを少なからず知る人物。16歳。

『ラファエル』

→白雪を転生させた天使の男性。35歳。我が儘で無礼な白雪をとても可愛がっている。 ミカエル曰く『すごくお人好し』らしい。

『黒井紗夜(くろいさや)』

→翼の妹。15歳。翼のコンプレックスである目つきの悪さを気にせず、兄を心底慕っていた。
同級生達からのいじめで翼を頼るも目の前で翼を失ってしまう。