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完成したUH技術を使用して生まれた人間は少なくない。だが彼らはまだ若い。UH技術が本当に成功したかどうかは彼らがどれだけ健康で、どれだけ長生きできるか統計を取れてから初めて分かる。筆者はすでに齢100を超えており、PH計画で生まれた様々な延命技術を駆使しても、この結果を知ることは不可能だろう。
筆者が、いやT国も含めPH計画に関わった国々がしてきたことは、後世で正確に批判されるのだろうか。正しいことをしてきたとは言える立場ではない。最も懸念すべきは筆者らの行為が歴史から抹消されることである。本稿はこれらの事実の一端を告白するものである。
最後に、警告が一つ。UH技術のように人為的な操作で生まれた生物はある種のセキリュティホールが発生する可能性がある。ヒトも例外ではないだろう。ホモ・サピエンス・ノウムが大多数となった時、かつてのペストのように人類の大敵となるような病が発生するかもしれない。後世の研究者諸氏は十分に注意されたい。
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