紙を開いた

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
ゆっくりと僕がその紙を開くと、そこに書かれていたのはたった一行の文。 チョコかと思ったら……。 僕は膝から崩れ落ちるようになりながら、その一文を深く目に焼き付けた。 僕の両目から溢れんばかりの涙と涙が押し寄せてくる。 彼女は、きっとこう思ったに違いない。 チョコが食べたいとあれほど言ってたのに、実際にはチョコじゃないなんて、とても考えられない!!! 彼女はそんなようなことを強く思い、今も怒っている真っ最中に違いない。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!