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「それでは、後は悪戯した犯人を見つけて終わりですね。小田原君」
「はい、報告書を記載した後、警察に提出して捜査をお願いします」
「定時なので、今日はもう上がって明日報告書を作成してください。警察には後で報告書を提出する旨を連絡しておきますので」
「分かりました、ではお先に失礼します」と小田原は帰宅する。
後に残ったのは淡島と白髪達二人だけであった。
「……さて。それで、白髪君」
小田原の帰宅を確認して白髪は部屋に鍵をかける。
「ああ、それじゃあ【本当の本題】に入るか」
稲穂も表情を硬くする。
ーーそれは、既に喫茶店で聞いていた内容でもあった。
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