王道学園と、平凡と見せかけた非凡

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「はい!俺が風紀委員長です」 いつまでたっても俺をスルーするので、思い切って手を上げて発言してみました。 5人の視線が集まった。 俺はにっこりと笑みを浮かべ、手を差し出してみた。 君達が会いたかった風紀委員長だよ。 さぁ、手を取りお互いの中にあるわだかまりをなk「「「…………は?」」」 おっと、聞き取れなかったのかな? 「申し遅れました。俺が委員長です」 「「「………は??」」」 「俺が、今まで姿を現さなかった委員長です」 「「「……………」」」 ………………耳が遠いのか?何度言っても聞き取ってくれない。 「だから「いや、ないないないないないないないない。うっそだー!!あんたジョーダン上手いっすねー!」…」 茶髪君に言葉を遮られた。しかも、なんかめっちゃ拒否られたしバカにするように笑われた。 「いや、だか「というか、君は誰ですか?此処の階は、許可が無ければ一般生徒は入れないんですよ?何かの事情聴取中だったんですか?」……」 黒髪眼鏡君に、冷たい目で見下ろされ諭されました。視線が痛い。 「俺は「さっきから、ゴチャゴチャうるせぇんだよガキが!!!殴られてぇのか、あぁ゙?!」…………」 青髪不良さんに胸倉掴まれて、ゆっさゆっさ………否ガックンガックンと揺さぶられながらキレられました。 なにこれ、俺今いじめられてる?
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