王道学園と、平凡と見せかけた非凡

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「最後に、カナたんと蓮!」 頭脳派の2人には、教師を説得してもらう。 カナたんは見た目も成績も勿論優等生。 蓮も、あんな不良みたいな見た目だけども、礼儀とかはちゃんとしていて(人を選ぶけどね。例えると、皆川先輩には敬語使わないけど、せっちゃんには敬語使ってるし) 風紀副委員長って事もあって、割と教師達には印象が悪くないって調査済みさ! やっぱ生徒達だけじゃなくて、教師達も巻きこみたいじゃん?← ほら、いざとなったら大人だしさ(黒笑み)←都合の良い それと、ひぃりん・円とせっちゃんが説得した生徒達と、他の風紀委員達の統率をお願いする。 「2人には情報の主軸となって、統率を頼む」 風紀委員きっての頭脳派だ。 この2人なら大丈夫だろう!と、安心して任せる。 「わかりました」 カナたんはすんなりと承諾してくれた。 自分の仕事を瞬時に理解して納得、流石だよね!! そして、 「…お前はどうすんだ?」 鋭く視線で俺を射抜くのは、蓮。 やっぱそこ気になっちゃいます? 本当、お前も俺の事大好きねー!! ………と、茶化せる雰囲気でもなく、さーせん。 大丈夫! ちゃんと、俺には俺の役目があるよ。 「生徒側…学園内の人の事は皆に任せて。 俺は、皆川先輩にちょーっと用事がね」 だから、 よ ろ し く !!! と俺の役割を言えば、 「却下」 「却下だな」 「却下ですね」 「無理っす」 「絶対無理嫌ぁ」 即 答 だ と ?!!! はい、無理無理却下。 馬鹿じゃねぇのアイツ。 誰が一緒に着いていきます? はい!俺一緒行きたいっす! はぁ?俺でしょ?変態魔の手から哀ちゃんを守らなきゃぁ。 など、俺抜きにして話し始めた5人。
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