王道学園と、平凡と見せかけた非凡

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「…何でもだボケが。逆に追って、アイツの作戦を台無しにすんのか? …アイツもそこまで馬鹿じゃない、何か対策を練って会いに行ったんだろうよ」 まずは、アイツを信じるべきだと諭す。 無い頭を捻ってるんだろう、だが、やるときはやる男だー… 多分。 きっと。 恐らく。 そして、俺達は今俺達のやるべき事をすべきだ。 そう言えば、やっと大人しkガンッ!!! …………… この野郎、今度は壁を蹴りやがった…………… ベコリとへこんだ壁を見て、目が据わってくるのを自覚した。 っとに、次から次へと問題起こしやがってー…… ゆらりと岸沼に近づく俺に、さっと距離を取る睦月と柊。 良い判断だ。 藍染先輩が掴んでいた襟足。その上を通り越し、岸沼の頭を鷲?みにする。 「っ、何…?!」 「お前はまず先に、ぶっ壊した扉とヘコんだ壁の報告書を作んだよ。今すぐに。速急に。」 「は?ヤdギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリいったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあ…!!!!!」 いっちょ前にぐだくだと文句付けやがって。 逃げようとしているが、馬鹿め。 俺が何度これで哀留を仕留めてきたか…← 逃げられると思うなよ? こちらの様子を引きながら見守っていた3人に、「この単細胞は置いといて先にそっちは動いて欲しい」と、告げると、なんとも言えない顔をして3人は去って行った。 さぁて、一仕事をしようか。 (……副委員長、なんか生き生きとしてましたね…) (チビのおかげで、あいつの握力強くなったんじゃねーか?) (岸沼、頭潰れるっすかねぇ…) 【哀留のおかげで、蓮の握力が10上がった!】ピロリンッ 蓮Side end
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