三人の仲間

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「えぇっ?」 僕は、驚きを隠せなかった。 「えっ、またまた、冗談うまいなぁ柴咲は。」 「冗談じゃねえよ。じゃあ、試しに聞いてみなよ、そこの先輩に。」 僕は先輩に聞こうとしたが、先輩が今にも怒鳴りそうだったので、僕は確信をした。 そう、生まれ初めての真剣試合にホームランを放ったのだ。 僕は舞い上がった。ダイアモンドを一周して、すぐに味方ベンチに戻った。すると柴咲が 「どうです?まだ試合しますか?」 先輩達は唇を噛み締めながら言った。 「俺達の負けだ。」
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