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いつものグラウンドに行く道をトボトボと歩きながら竜は呟いた。
「じゃあ、どうやって推薦を受けるよ。」
「確かに。勇平はともかく、俺と竜は勉強なんてまったくしなかったからなぁ。」
「お前等らしいな。その点は大丈夫。今日、先生に聞いたら、各高校、まぁ私立だけどな、野球の推薦入部テストって言うのがあるんだってよ。」
「へぇ、だから最近、放課後とか遅かったんだな」
「んで、どうするよ。受けるか?」
俺と竜は声を揃えて言った
「当たり前じゃんっ。」
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