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俺は混乱した。どうすりゃいいんだ。昔みたいにって・・・。
たしかに、派手さはなかったが、おだやかな日々だった。
きっとそれが幸せというものだったんだろう。
そして俺はガムシャラに働いた。働いて働いて、人が嫌がる仕事も進んでやった。
しばらくすると、心に余裕が生まれた。まわりが見えるようになってきた。
そんな中、いつも心優しいなと感じるミエコさんに、
「いつも頑張ってますね、お疲れ様です。」と言われるのが励みになっていた。
彼女もまたこんな俺にも分け隔てなく、声をかけてくる。
思い切って、食事に誘ってみた。
快くOKしてくれた。
いつしか俺たちは付き合うようになった。
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