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ボクはどちらかというと“ちっぱい”よりもちゃんと胸がある女の子が好みだ。そのブロマイドには、裏に年齢やスリーサイズも記載されており、その中のDカップの女の子を見つけ出してチョイスした。
ボーイが「この子は下はダメですよ。」と注意を入れてくる。ボクにとっては、特にその行為が必須条件ではないので、黙ってうなずいていた。
このとき、なんだかんだ言いながらも少しは何かに期待している自分がいることに気付いていた。多少ワクワクしている自分が少し恥ずかしかったけど。
フロアに入ると、そこには以前の時と同様に薄暗い空間が広がっていた。やや異なっているのは光源の色がピンクともパープルともつかぬ光だったことである。
やがて出口に近い通路の中央あたりのシートに案内されると、ボーイから待っていろと指示を受けた。
そうしてしばらくすると、入り口で指名した女の子がやってくるのである。
「こんばんわ、初めましてミウです。よろしくお願いします。」
年の頃は二十歳過ぎか、確かに前回の店で会った女の子よりも若い女の子だ。というよりも、いいのか、こんなうら若きどこにでもいそうな女の子がこんな店にいて。
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